震災とアンパンマン

アンパンマンの作者、やなせたかしさん。

アンパンマンを作った想いは「お腹を空かせている人を助けてあげること」だったそうです。

やなせさんは戦時中の何もない状況を経験し、それが元になっているということです。昨年小布施のハイウェイミュージアムのアンパンマン展で知りました。

やなせたかし氏 日本人の正義とは困った人にパン差し出すこと
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110503-00000010-pseven-soci

だからこの震災でもアンパンマンの精神というか、想いは共通するものがあると思います。

そしてアンパンマンマーチ。やなせさんが作詞で、まっすぐな想いが綴られています。


アンパンマンのマーチ/ドリーミング

そうだ うれしいんだ 生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも

なんのために生まれて 何をして生きるのか
こたえられないなんて そんなのはいやだ

今を生きることで 熱い心燃える
だから君は行くんだ ほほえんで

そうだ うれしいんだ 生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも

ああ アンパンマンやさしい君は
行け みんなの夢守るため


なんかじーんときました。もちろん震災のときもそうだけど、普段の生活の中にも忘れてはならないことのような気がします。

うちの子もアンパンマン大好き。このことから大切なことを学んでほしいと思います。  


Posted by シフォン☆ at 01:48Comments(0)大災害について

命の電力

連日の福島原発の報道を見ていて、つくづく、私たちの暮らしは大勢の人々のお陰で成り立っているんだと感じます。

広島・長崎の経験で、私たちは、放射能・放射線というものが恐ろしいものだということを知っている。
けれど、それに頼っている電力。
他の発電よりも圧倒的な量の電力が得られるから。
そして、普段何も気にせずに、あるのが当たり前のようにして電力を使っていた。

今、その原発の処理を命をかけて行なっている人たちがいる。
海外では彼らを「福島50(フィフティ)」と呼んでいるそうです。福島の50人ということ。

彼らは劣悪な環境の中で、日々闘っている。みんなのために。
食事はカロリーメイトやビスケット。なるべく空気に触れずに食べられるものだけとのこと。
就寝は廊下で雑魚寝。

そして今日の新聞で、福島原発の1~4号機が廃炉になると報じられている。(信濃毎日新聞)
廃炉後の代わりの発電はどうなるのか。
ますます私たちは電力を長期的に大切にしなければならないと感じました。

  


Posted by シフォン☆ at 21:00Comments(0)大災害について

夫が無事帰宅しました。

先日、「夫が出張からなかなか帰れない」という内容を書いたところ、たくさんの方からご心配の声をいただいたので、この場で報告させていただきます。

日曜日に無事帰宅しました。ありがとうございました。

中国出張から金曜日の夜に帰宅する予定が、地震により、飛行機が中国に引き返し、北京で一泊。

成田空港が閉鎖されているため、翌日も北京空港でチェックインしたまま、閉鎖が解かれるのを待つ。

土曜日の夕方、成田に到着。成田から東京駅までどんこうを乗りついで到着。

東京駅から長野新幹線あさまが出ていないので、東京で一泊(ちょっと遠くまでホテルを探したそうです。)

翌日お昼ごろ長野に到着、帰宅。

長い道のりでした。

帰宅後テレビで、中国からレスキュー隊員が到着したと報じられていて、食い入るように見ていました。
私もとても嬉しい。涙が出てきました。
こういうときは、他国の協力がとてもありがたいですね。
普段も仲良くやっていきたいとつくづく思います。

今朝、ガソリンスタンドが道まで列をなしていました。
夫が普段から「ガソリンはぎりぎりまで待たずに、常に入れておかないといけない。災害のためにも」と言っているのが、今になって痛感しています。
茨城の友達が車の中で夜を過ごしたという情報も入っていますし。
今はガソリン購入の制限もあるようですね。
少しでも入れておきましょう!!

繰り返しになりますが、被災地の皆さんに心からお見舞い申し上げます。
  


Posted by シフォン☆ at 21:30Comments(1)大災害について

お見舞い申し上げます。

このたびの東北・関東地震、本当に規模が大きくてひどい状況ですね。
一瞬ですべてが壊れてしまう恐ろしさ。本当に怖いです。
これからの復旧作業を考えると、気が遠くなります。

長野も今朝、別の地震があり、私の住んでいる長野市も震度4でした。
昨日の東北地方の余震もこちらでは震度4で、時間も長くて怖かったのに、また別の地震が起きるなんて。
明け方の4時ごろで、私は気づかずに寝ていましたが、そのすぐ後に目が覚めて、余震が10分おきくらいにあり、怖かったです。揺れるごとに、息子の頭を私の体で覆って、さらに布団をかけていました。

夜寝るときに、一応防災袋とコート、靴を枕元へ。窓の鍵は開けておきました。
結局必要になることがなくてよかったです。

私の夫は中国出張から、きのう帰ってくる予定でしたが、飛行機が引き返し、北京空港で待機。成田の閉鎖が解かれるのを待って、いまだ連絡がありません。今日も帰れないかもしれないと言っていました。

初め、地震の後に、会社から「東京に着いて無事でいる」という連絡が入りました。
結局それは誤報だったと、後から知りました。
この技術の進んだ現代で、そんな誤報があるなんて。だから被災地ではもっとたくさんの、大きな誤報が飛び交っているのだろうと想像します。人が何気に口にしたことが、真実のようになって、人から人へ伝えられる・・。過去の大震災でもそういう例がたくさんあったようですね。

今回の長野地震で、遠方の友人が私を心配してくれて、何人か連絡をくれました。本当に嬉しいです。そして、このサークルメンバーだったまみりんも無事だそうです。(停電で、一晩車の中で過ごしたそうですが)

今まだ救出されていない方々が、一刻も早く救出されることを願っています。
  


Posted by シフォン☆ at 15:26Comments(0)大災害について